
ポケシネ4Kとパナライカの単焦点で、(最近の)某SF超大作的なLookを目指してみました。
Color Grading by @mafuyu0318
グレーディング工程の詳細はnoteにて全公開中。20年9月の間は1,000円引きです!

セットは組めないので、いじってるのは楽曲MIX用の機材です。メカっぽい……というだけです。
目次
使用機材
Blackmagic Design Pocket Cinema Camera 4K
セッティング
UltraHD - Blackmagic RAW 12:1 24fps
メディア
Blackmagic RAW 12:1 24fpsであれば、1TBで600分ほど回ります。
USB Type-C → Type-Bの変換アダプタが付属しているので便利です。
レンズ
LEICA DG SUMMILUX 25mm ASPH
LEICA DG SUMMILUX 15mm ASPH
照明
LEDビデオライト(お試しで買った安いやつ笑)
キーとエッジで使いました。
ディフューズもレフ版も何もなく直当てでしたが、これくらいのショットであれば問題なく使えます。照明を焚くだけでもかなりシネマっぽくなりますね!
致命的な欠点!
たったひとつ、バッテリーの保ち……。散々言われるのも頷ける、これは本当にひどいです笑
20分で1本とか平気で落としますからね。
いずれはVマウント運用に切り替えるつもりですが、とりあえずはLP-E6を4つ買いました。
カメラに1個付属、自宅にあった7D用ので1個、都合6つ……使い切ったことはないものの、それでも外ロケは怖いですけど。。。
ノーブランドのLP-E6バッテリーは残量表示をしない(!)ので、数百円だけ上乗せして「残量表示可能」なやつを買ったほうが良いです。じゃなきゃ怖い怖い。
雑感
いや、、、ホンマモンのシネマカメラです。。
CM撮影の仕事ではCinema EOSを使いますし、interBEEに行っているのでVENICEだとかALEXAにも触れていますが、BMPCC4Kの使い勝手は明らかに一眼じゃありません。シネマカメラのそれです。
α7はアマからプロまで使える万能機だけど、ムービー用の単体カムコーダとしてはFX9/VENICEに劣るなあと思った
— マツダイクヤ@カメラと宅録ギターブロガー (@mafuyu0318) September 9, 2020
マーケティングとしてそりゃそうだっていう話だけど笑
FX6はどうなるのかな? pic.twitter.com/Qt7yofKloY
シネマカメラには、
- ロケ現場では「機材としての」使い勝手
- ポスプロでは「映像の」使い勝手
というふたつが求められます。
このサイズと価格帯でRAWが撮れるのはもちろん利点ですが、
- ワンタッチでピーキングが出る
- SSDに直接収録できる
- スレートが入る
といった使い勝手レベルで「ロケ→ポスプロとグレーディング」を前提として設計されているのがよく分かります。
一眼ムービーの延長線上で個人が使う事もでき、DITや照明スタッフが入るような商業でも問題なく通用します。
グレーディング制作を始めたいなら、既存の一眼やミラーレスと入れ替えて、リグを組んでCMで使ってもいいと思っています。グレーディングの幅が全く違いますからね……!
ただし、手厚いサポートは期待できませんが。()

まとめ
個人でも美しい映像を撮りたい!という方にはこれ以上ないカメラだと思います。
これと、ZEISSとかVoightlanderの単焦点 & マウントアダプタを買えばいいんです。
あとは照明とかディレクションの勉強をしましょう。それだけでシネマ撮れますから笑