レコーディング〜ライブまで使える、G-SYSTEM用ボードを作る!①《構想編》

僕は、ブルースからJ-Rock、V系まで演奏してきたが、長年コンパクトエフェクターをメインとするユーザーでした。

メインのギターは57年製のGibson LesPaul Special。

歪はJMP50W、またはBlackberry JAM Cacaoで作り、それを自作Fulltone ’69 Fuzz 自作でプッシュする……

ディレイはMALEKKO EKKO616で300s台のディレイ、Ibanez ADminiは180sほどのショートディレイ。

システムとしてはごく単純なものでしたが、一つの機能に特化した高クオリティなコンパクトを取捨選択して並べるというのは魅力的だし、コレクション的な楽しさもある。

しかし、ループスイッチャーすら使わない直列スイッチングは大変だし、曲ごとにテンポを変えるのも手間。

機材のせいで、出したい音がすぐに出せない、、、そんなストレスがありました。

そんなわけで、本格使用を想定したボードシステムを組むことにしました!

このボードで実現させたいこと

自宅からアリーナまで、あらゆる場所で最高の音を最高の快適さで得る。

以下、具体的に。

1.自宅練習~スタジオ~ライブ~音楽制作まで同じシステムで同じサウンドを出せる事。

筆者はプロギタリストとまでは言えないものの、所属するバンドの関係で、レコーディングも宅録もライブもする機会があります。

(そう頻繁ではないにしろ)ホールクラスの会場で演奏することもあるのですが、基本的なサウンドは自宅と変えたくない。

2.ギターの表現力とダイナミックレンジを最大限生かすこと

アコギかよと思うような弾き心地の57年製Les Paul & P90を邪魔しないこと。

レンジを狭めることなしに、音の芯や粒立ち感をそのまま再現できること。

3.歪んでいるか歪んでいないか……という、オールドアンプの美味しい音が再現できること

最近のJ-Rockでは、P90を軽く歪ませたトーンがトレンド。

ギターも弾く宅録音楽Pとして、エフェクターにもフルボリュームのJMPやBlackface Fenderに比肩するクランチ・オーバードライブサウンドを求めていきたい。

それが今まで聞いてきた音楽へのリスペクトでもあるし、自己主張でもある。

4.ソロ用のブースターとしてFuzzを使える事。

Vemuram Jan RayやBlackberry JAM Cacaoをはじめとしたオーバードライブペダルも使うが、それらはアンプサウンドの再現として。ソロ用のブースターには数年来Fuzzを愛用中。

アンプの歪だけでは、欲しい音は作れない。

Fulltone ’69 FuzzやWren and Cuff Yourface等のハイエンドなFuzzFaceクローンには、ローカットやインプットゲインの調節でローを切る機能がありまして。

モーモー言うだけのFuzzから良質なオーバードライブサウンドまで様々な音が出るのですが、マルチエフェクターではこのローカットとボリュームダウン時の音の張りを再現できたものは無いし、Octavianオクターブファズ等も頻繁に使います。

ヒネクレモノメ

よって、コンパクトを組み込めるシステムが必要になる。

5.ディレイ

私は、一時期はMaesto EP-3やRoland スペースエコーの実機を使っていた時期があるほどのディレイ厨です。(笑)

プリアンプ後にディレイをかけた方が馴染みはいいのでそうするが、テープのような揺れ感とクリアさがあり、太さがありながら深くかけても実音を邪魔しないディレイ。満足できる音が出るのならばラックでもいいくらい。

Toto 35th Anniversary Tour 2013 (Joseph Williams)
6.できるだけ安く。大事。

機材選択

タイトルでネタバレしてますが笑

中核となるスイッチャーは、T.C. ELECTRONIC G-SYSTEM一択でした。

コンパクトを組み込める、ループスイッチャー的な側面を持つマルチという時点で名前が挙がるし、音楽制作スタジオでも名機と名高い2290をはじめとする「T.C.ディレイ/空間系」の透明感は知っていました。

スイッチング可能なアンプを導入するなど将来的なグレードアップの際にも中核を変えなくていいし、ピッチシフトやワーミー、コンプまでプリセットごとに個別設定できる。

自宅からアリーナまで、あらゆる場所で最高の音を最高の快適さで……という構想で、次回は組み込むペダルの具体的な検討に移ります。

コメント